福岡市博多区にある縄文時代晩期の遺跡が「板付遺跡」です。
この「板付遺跡」は当時の人々の水稲農耕の様子が分かる 日本最古の水田遺跡として注目を集めています。
「板付遺跡」が発見されるキッカケは在野の考古学研究者であった 中原志外顕が板付土器という縄文土器をゴボウ畑で見つけたことでした。
このことから最古の水田遺跡の発見がスタートしたわけですから、 在野の学者の努力と執念が感じられる遺跡といえるかもしれません。
現在、「板付遺跡」は竪穴式住居や水田が復元されており、 当時の人々の暮しを偲ぶことができます。
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