川崎市幸区南加瀬の多摩川と鶴見川に挟まれたエリアにあるのが「白山古墳跡」です。
「白山古墳跡」は全長87メートル・高さ5メートルの前方後円墳でしたが、 残念なことに現在は削平されてしまって当時を偲ぶことはできません。
しかし、「白山古墳跡」からは、京都の椿井大塚古墳群と同様の鋳型で造られたと みられる『三角縁神獣鏡』が出土しています。
この『三角縁神獣鏡』は古墳時代前期の古墳から出土されるもので、 近年の研究では魏の王朝が卑弥呼に下賜するための特別に造ったものという説も 出ているようです。
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