東京都台東区の源空寺にあるのが、日本全国で測量を行なって 地図を作ったことで知られる「伊能忠敬のお墓」です。
伊能忠敬は江戸中期の下総国の名主で、隠居後に天文学を学んだことから 全国の実測を行ない『大日本沿海與地全図』という地図の作成を目指したのです。
その志半ばに死去することとなった忠敬ですが、51歳で隠居してから 私費を投じて実測による地図作成を行なった偉業は多くの人を感動させました。
忠敬の眠る台東区の源空寺は浄土宗増上寺の末寺で、 徳川家康も帰依した円誉道阿上人がこの地に草庵を結んだことから始まった寺と 伝えられています。
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