遺跡・古墳に埋もれたロマン

遺跡や古墳と聞くとワクワクします。ちょっと不便で原始的な生活も、実は悪くないのではないかな、と思う私の雑記です。

熊本 チブサン古墳

チブサン古墳は、山鹿市城字西福寺に位置する、古墳時代後期に造られたものです。

この古墳は、保存状態がいいことから、熊本県内ではもちろん、日本を代表する古墳の一つとして全国的に知られています。さらに、国の史跡に指定されています。 チブサン古墳は、前方後円墳で、その中には、割り石で作られた「石室」を見ることができます。

その石室には、「石棺」と呼ばれる、石で作られている棺があります。その石棺は、赤、白、黒で綺麗に塗り分けられており、中央に描かれた紋様が女性の乳房に似ているので、この「チブサン」という名がつけられたと言われています。以前、前方部と後円部の境の所に、「石人」と呼ばれるものがありましたが、現在は、「東京国立博物館」に所蔵されています。

チブサン古墳では、見学会なども定期的に開かれており、参加者は、内部を見学することが可能です。見学料は、一般と大学生が100円、高校生以下は50円となっています。団体で見学を希望する方は、一般と大学生が60円、高校生以下は30円となっています。

興味がある人は、事前に博物館へ確認してみてください。 古墳が好きな人は、国の史跡にも指定されている「チブサン古墳」へ、ぜひ足を運んでみてください。