レンタルオフィス探しがいつの間にかメイド喫茶から桜田門への散策へ
歴史好きの人であれば誰も知る「桜田門外の変」。
江戸末期に大老井伊直弼が、水戸の脱藩者と薩摩藩士に暗殺された事件です。
その事件の名称にも使われている桜田門は、江戸城の南側に位置しています。
この門のすぐ目の前に警視庁本庁があることから、警視庁のことを隠語で「桜田門」というのは、刑事ドラマ好きの方であればよくご存じのことだと思います。
桜田門そのものに話を戻します。
江戸城には内桜田門と外桜田門の2つが存在しますが、一般的に桜田門と呼ばれているのは「外桜田門」の方で、内桜田門は桔梗門と呼ばれることの方が多いようです。
さらに外桜田門は二重構造になっており、外側の高麗門と内側の渡櫓門から構成されています。
大正12年の関東大震災で一部破損しましたが、鋼鉄の土蔵造りに改修されているので、今やオリジナルよりもよっぽどしっかりした造りになっているのは言うまでもありません。
桜田門へのアクセスは、東京メトロ有楽町線の桜田門駅3番出口から徒歩1分、丸ノ内線・日比谷線・千代田線の霞ヶ関駅A2出口より徒歩3分になります。
そういえば先日、歴史マニアの友人のレンタルオフィス探しに付き合って、メイド喫茶に行きました。
何故メイド喫茶かというと、友人が秋葉原か大手町の辺りにレンタルオフィスを借りたいと言っていたため、まずメイド喫茶でメイドさんに気合いを充填してもらおう、という話になったからです(笑)。
1時間ほどメイド喫茶で遊んだ後、やっとレンタルオフィス探しを開始しました。
メイド喫茶を出てまず秋葉原周辺のレンタルオフィスを見学し、その後万世橋を渡って神田の各所に散らばるレンタルオフィスを見て回り。
少し休憩してから、いい物件が見つかるよう将門塚にお参りをして、大手町周辺でさらにレンタルオフィスを見学。
そのまま通り沿いに南下して「こうなったら行けるところまで歩いていこう!」と何故か盛り上がり、気が付けば桜田門まで来ていました。
周辺には残念ながらレンタルオフィスは無いようでしたが、秋葉原からなら歩いて1時間ちょっととは思っておらず、歴史マニアの友人と一緒だったことも相俟って、とても面白い1日となりました。
皆さんも、良かったらメイド喫茶帰りに、桜田門外の変に思いを馳せつつ桜田門まで歩いてみませんか?
けっこう面白い探検が出来るのでお勧めですよ。