埼玉県行田市の将軍山古墳は6世紀後半に 築かれた全長90mの前方後円墳です。
明治時代に後円部にあった横穴式石室が発掘され、 馬具、環頭太刀といった副葬品が多数出土しました。
この古墳、崩壊の危険がありましたが埼玉県が1991年から整備を進め、 1997年に将軍山古墳展示館としてオープンしました。
古墳の頂上部と中段の平坦部には埴輪が並べられており、 墳丘の周囲には二重の堀が巡らされています。
外堀は通路のような土橋が発見されています。
将軍山古墳は、出土した遺物が豊富で歴史上 非常に貴重な古墳といえます。 展示された出土品の数々を見ると、 古墳時代のロマンが味わえます。
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