1988年(平成10)からスタートした豊島区の本格的な 遺跡発掘調査により、区内には雑司ヶ谷遺跡を始めとする 16箇所の遺跡に注目が集まりました。
うち雑司ヶ谷遺跡では旧石器時代から現在までの遺構・ 遺物が発見され、江戸時代の茶屋や料理屋に関連した 遺物が出土しています。
雑司ヶ谷の鬼子母神参道には昔から参拝客相手の 商店が立ち並んでいたため、そうした店の遺構や遺物が 多数発見されたというわけです。
こうした遺構・遺跡から発見された出土品は 『雑司ヶ谷まちかど遺跡ミュージアム』などで紹介され、 江戸時代の庶民の生活を偲ぶことができると評判になりました。
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