江戸時代の農民指導者として知られる「大原幽学の旧邸宅跡」は 千葉県旭市長部の『大原幽学遺跡史跡公園内』にあります。
大原幽学は尾張藩家臣の次男として生まれたといわれていますが、 18歳のときには勘当を受けて京大阪など諸国を放浪しました。
しかし、1835年(天保6)には千葉県の長部村(現・旭市)から 農業指導者として招かれると多様な知識を駆使して農村振興に 尽力することとなったのです。
現在ではごく当たり前の『農業協同組合』という組織も、 この幽学が世界で初めて創設したといわれています。
世界初とは、幽学は実に先見の明のある人だったんですね。
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